京都の桂にあるインテリアショップ、インテリア末永さんのお店の4階部分を
住居に改装する工事に伴い、キッチン、カップボード、書斎デスク等の造作家具を
製作させて頂きました。

タモの柾目を横目貼り

今回の製作での１番の特徴はタモの柾目を横目で使用した事。
その為、扉や腰板など全て木目が繫がるように製作しています。
そうする事で統一感が生まれ、全体が気持ちよくまとまっています。

最大限に収納を設けた引出し（写真中段右中）

シンクの排水トラップのある部分は扉で納める事も多いですが
今回は最大限に収納を設けるため引出しを切り欠いて製作しています。
製作前には排水の位置を確認し下の様なCGで検証も行っています。
　

オリジナルのスパイスラック（写真中段右端）

ワイド150サイズ（内寸は130程度）のスパイスラックでブルモーションがついたものは
既製品ではほとんど目にしません。
今回は白ポリ合板とアルミのフラットバーを用いて自作しました。

オリジナルのカトラリートレー（写真下段右端）

カトラリートレーにおいても既製品を嵌め込むのではなく
オリジナルで製作しました。
枠のみで底板を付けていないので、掃除の際はフレームのみを取り外す事が出来ます。

材料　　： タモ柾目突き板、タモ無垢材（天板等）
仕上げ　：水性ウレタン（突き板）　オイルフィニッシュ（無垢）
設計　　：インテリア末永
製作　　：マエダ木工