家具職人日記 : 杉家具

未来につなげる木の家具展 vol.2

明日からはじまる木工家ウィークの企画展として
去年に引き続き「未来へつなげる木の家具展」を開催します。
マエダ木工もメンバーの一人として参加します。

今年は写真の福井県産の杉で作ったミニカーを出展します。
全5種類、各2台。価格は1,200〜2,200です。

僕は2日のみ会場におりますので、お時間の合う方は是非!

◆未来へつなげる木の家具展 vol.2◆

5月31日(金)~6月2日(日)
10:00~17:00
身近な山で育った針葉樹を使った永く大切に使ってもらえる家具や生活の道具の展示・販売です。
持続可能な暮らしの在り方をものづくりや森での活動を通して、考えていきたいと思っています。

●間伐材で一輪挿しをつくろう
スギやヒノキの一輪挿しを作ります。お子様も参加できます。
所要時間は30分ほど。当日会場までお越し下さい。

主税町長屋門
名古屋市東区主税町4-72-1
http://www.city.nagoya.jp/jutakutoshi/page/0000028699.html


木塊スツール


先月、名古屋で開催された「未来へつなげる木の家具展」と金津創作の森でのクラフト展で
発表した木塊スツール(Kikkai stool)。

福井の地で育ったおよそ樹齢100年の杉を使い、その魅力をダイレクトに伝え、且つ
今後100年生き続けれる事を念頭に製作しています。

乾燥が進むにつれて進行していくひび割れは
100年かけて内部に蓄えられたエネルギーが放出されていっているかの様です。

このスツール並びに同時に製作した木塊テーブルにおいては
製材所さんの協力無しにはなし得ませんでした。
こんな若者の「あと1mm」なんていう要求に快く応えて下さった
佐々木林業の佐々木さんには本当に感謝です。

丸一日かかった製材の様子や、その後の仕上げの加工の様子等を
メイキング映像としてまとめてみました。
お時間のある方は是非。

サイズ :W420×D270×H420
材料  :杉
仕上げ :オイルフィニッシュ
価格  :¥29,500(在庫数=7)
デザイン/製作 マエダ木工

 
 


「未来家具」始動! 

国産の針葉樹で家具や小物を製作し、日本の森を再生していこうという取り組みを
若手の木工仲間と共に始めました。
その名も「未来家具」

まずは、6月の木工家ウィークで『未来へつなげる木の家具展』と題し
展示を行います。

メンバーのサイトです。

田口慎介 デコラ社 
近澤 裕司 QUALI
前田智之 マエダ木工
松島周平・知美 first-hand
山中俊輔 neighborwood

未来家具のfacebookページもあります→こちら

というわけで、僕は福井県産の杉を使った家具を製作しています。

マエダ木工では木工家ウィークよりも一足早く
4月から金津創作の森で行われるクラフト展に杉を使ったプロダクトを何点か出展します!

『未来へつなげる木の家具展』

「ものづくりを通して森づくりを」若手木工家5組が地域のスギやヒノキを使い、次世代に残したい家具や小物の提案をします。
会期 2012.6.1(金)から6.3(日)
    10:00~17:00

■会場 主税町長屋門


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