2011年7月の家具職人日記

ライティングビューロー納品


ずいぶんとお待たせをしてしまったライティングビューローがついに完成しました。

数日前に納品に伺い、大変喜んで頂いてホッとしています。
納品の際に、追加注文まで頂きました!
 
 

テーブルトップとなる扉を倒すと、支えが自動で出てくる仕組みになっています。
  
  

アメリカンチェリーはやっぱり良いです。ライティングビューローのオーダーを頂いた際に
真っ先にアメリカンチェリーを使うイメージが頭に浮かんだのです。
 
 

あまり見えませんが(見えなくしているのですが)脚はこんなデザインになっています。


本体の側板と天板はアリ組で組んでいます。このバランスを決めるのに相当悩んだのです。


扉のつまみもアメリカンチェリーで作っています。

サイズ:幅750mm×奥行420mm×高さ1040mm
材料: アメリカンチェリー
仕上げ:オイルフィニッシュ
参考価格:お問い合わせ下さい


町家の改修×2


京都では建築家の方との町家の改修物件×2が進行中。
一件目はこちらのWebサイトの製作でもお世話になった究建築研究室の柳沢究さんと。
マエダ木工ではキッチンと収納を2カ所製作します。
取付け箇所の壁面が土壁というのは、初めての仕事になります。トップライトで照らされて
生き生きとした土壁はとてもキレイです。

もう一件は荒谷省午建築研究所の荒谷さんと。
こちらの物件ではキッチンや造作の収納棚に加え、建具も製作します(現在製作中)。
それから何点かの置き家具をオリジナルのデザインで製作する予定でとても楽しみです。

写真は構造用合板のジョイント部分。大工さんがもの凄く丁寧に仕事を進められています。
震災の影響で工事が遅れていたこの物件もお盆前には引き渡し予定。
間に合うのか!!!家具!


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