家具職人日記 : @工房

スタッフ募集のお知らせ

マエダ木工ではスタッフを募集しています。

下記の内容をご確認の上、ご応募ください。

現在、マエダ木工は私、前田智之と私の父、アルバイトさん2名の4人体勢で
主に住宅の作り付け家具、福井県産の杉材を使った子供用家具(日記家具)
並びに保育園用の家具を製作しています。

仕事量の増加に伴い、製作・設計スタッフの募集を行います。

先のブログでもご報告した通り、マエダ木工は現在、京都市右京区京北に
新しい拠点を設ける準備を進めています。
来春より生活の拠点は京都、工場は福井という状態となります。
京都工場設立の準備も進めますが、今のところハッキリとした時期は決まっていません。

よって、勤務地は福井、もしくは将来的に京都となります。

<応募資格>
概ね30歳までの家具製作経験者
普通免許所持(勤務地は車での通勤が必要になる為、車を所有していることが望ましい)
納品・配達の業務もある為、車が運転できる事

<業務内容>
オーダー家具の製造
日記家具の製造
デザイン・設計
納品・取り付け(関西・関東など広範囲になります)

<雇用条件>
試験期間中は時給750円
1年間有期雇用契約
無期雇用契約

雇用保険、労災あり
週5日勤務(時期によって変動の可能性あり)

<応募方法>
履歴書(顔写真要)
志望動機と自己PR
これまでに製作した物や、デザインしたもの等のポートフォリオ

上記のものをPDF形式で数枚にまとめ
メールでご応募ください。

<採用方法>
①書類審査(上記の履歴書、志望動機等による)
②面接(書類審査の結果による)
③3ヶ月の試験期間

書類を送っていただいた方の中から
面接をお願いしたい方にはこちらから連絡させていただきます。

その後、試験期間として一緒に働いていただき採用・不採用を判断いたします。
他府県から移住される方もいらっしゃるかと思いますが
試験期間の後、不採用となる可能性がある事をご承知ください。

<求める人材について>
家具製造、木工に強い興味、関心がある事が最低条件となります。
今回は、木工の世界に入って概ね2年以上経っている人材を求めています。
製作の未経験者でも人材によっては採用の可能性もありますが、ここ数ヶ月のうちに
突然木工をやりたいと思い立ったような人は応募しないで下さい。

パソコンに強い人
鉛筆で線をひき、手鋸で切るというような加工も行いますが
3Dでモデリングを行い、デザインの提案、製作図の作成、3Dを見ながらの製作
という事も必要となってきます。
応募時にこれらの事ができる事が必須ではありませんが、パソコンが苦手という人は
ついてこれないので応募はご遠慮ください。

家具製造、木工を生涯の生業としたい方
独立する意思があっても構いませんが、将来的にマエダ木工と同業種を
目指している人に限ります。
将来は設計がやりたい、デザインがやりたい、建築がやりたい等・・
その先にある目標のステップとして出来るほど甘い仕事ではありませんので。

精神的にタフな人
木工というと芸術的イメージを持たれる方もいらっしゃるかもしれませんが
マエダ木工は施工業者であって、アーティスト集団ではありません。
時には納期に追われ、失敗が許されないような加工も必要となってきます。
プッレシャーに打ち勝ち、達成感を楽しめるような精神力は必要です。

素直な人
「お前はどうやねん」と言われそうですが
素直さは重要です。人の意見をまずはよく聴ける事が必要です。
自分の為に働いているのではなく、組織の為、社会の為に働いているという
意識を持てる人。自己実現の為ではなく。
またマエダ木工は学校ではないので、学ぶ場ではありません。

コミュニケーション能力のある人
職人は寡黙で黙って仕事を、という考えもあるかもしれませんが
会話が成立しないと仕事になりません。
基本的に人に興味がある事が重要です。
笑顔もなく、自分からはほとんど話さないような人は雇えません。

以上いろいろ書きましたが
一緒に飲みに行って、木工の話を楽しく出来るような
良い仲間を探しています。
奮ってご応募ください。


1〜4月は、、、

1月〜4月頃までのお仕事一挙にご報告!

リアルタイムな報告や製作過程は

マエダ木工のfacebookページをご覧下さい。

今年のスタートは京都の「建築家のための本屋さん」大喜書店さんから

追加でご注文を頂いた本棚。ラワン合板とオイル塗装は良くあいます。

今回棚受け部分に、黒皮の鉄板を用いました。これまた相性バッチリ。

建築家の為の本屋さんという響き好きです。

マエダ木工も建築家の為の家具屋さんと名乗らせて頂こうかな、、。

福井に某病院さんからご依頼を頂き、喫茶スペースの窓際にカウンターを製作させて頂きました。

「ねじり組み」という特殊な組み方で組んだベンチ。

以前キッチンを製作させて頂いたお客様から追加でご注文頂きました。

ところで、この組み手、横にも縦にも抜けません。

さて、さて、、。

福井で住宅の設計をされている出村さんのデザインでシェーカースタイルのテーブルを

製作させて頂きました。

幅2600mm、デカイ! ナラの柾目! イイ! 欲しい!

やっぱり僕はナラが一番好きです。

京都で設計をされている、浅見さんからご依頼を頂き

アトリエカオルさんの什器を製作させて頂きました。現場は東京、有楽町。

これ以外にも何点かトラックに積んで、弾丸で納品に行ってきました。

福井の某企業さんからご依頼を頂いた、下駄箱。

タモの突き板に着色し、ウレタン塗装で仕上げました。

内部はポリ、メラミン仕上げ。

ツマミを付けて完成ですが、写真を取り忘れました、、。

こちらも福井の出村さんのデザインでシェーカースタイルのテーブルを。

申し訳ない事に、数ヶ月お待ち頂いてしまいました。

こちらはナラの板目材。

お子さんが生まれたばかりのご家庭。

納品後すぐに、お茶を頂いてしまいました。

マエダ木工が作る、福井県産の杉材を使った家具ブランド、日記家具のお仕事。

保育園用の椅子を200脚近く製作させて頂きました。

納品後の写真。

絵になります。なんて、、

京都の浅見さんの設計でアイランド型のキッチンを。

大阪での納品でした。

リビング側の引き戸の取手が特徴的。

福井のお客様からご依頼を頂いていた、食器棚兼スライドテーブル。

こちらも随分をお待ち頂いてしまいました。

メイプルの雰囲気がお部屋を明るくし、とても良い感じでした。

お陰さまで、様々な出会いに恵まれ、やりがいのあるお仕事をたくさんさせて頂きました。

現在は、海沿いのレストランや保育園の木育スペースなどのお仕事が進行中です。

これらも、個人的に完成が楽しみな、やりがいのある物件です。

また、後日の記事でご報告いたします!


おにぎりテーブル

11月の終わりに、阿曽芙実建築設計事務所さんとのコラボで
おにぎり型のダイニングテーブルを製作しました。

これは以前に製作したものの進化型で脚が3本から4本になり安定性が増しています。

製作としてはまず、CGで脚のバランスと絡み具合を確認。
そこから加工用の型紙をおこし、最後は手ノコで加工しています。

天板はテツヤジャパンさんのロシアンバーチの30mm。
脚はタモの60角。
染色のあと、ウレタン塗装をしています。

完成した翌日には奈良でオープンハウス。
家族旅行がてら奈良まで納品に行ってきました〜。


スタッフ募集のお知らせ

家具職人募集
マエダ木工ではスタッフ及びアルバイトスタッフを募集しています。

雇用形態など詳細につきましては、お問い合わせいただいた方に対し個別に
相談させて頂きますので、まずはお問い合わせ下さい。

業務内容はアルバイトの方は製作の補助がメインとなります。

正規スタッフとしての採用を望まれる方は、経験者、もしくは
将来的に木工を職業としたいという強い意思のある方に限ります。
製作にはパソコンを多用しますので、パソコンが苦手だと言う方は
ご遠慮下さい。


シェーカースタイル

今月15日から20日まで開催される西武百貨店での展示販売に出展するための
ダイニングテーブルを製作しています。
天板のサイズは900×2000と大きめ。

以前からずっと作りたかった、シェーカースタイル。
ナラ材を使って製作しています。

注文を受けて製作している訳ではないので
今現在、僕が一番欲しいダイニングテーブルと言う事になります。
ちょっと和な雰囲気も感じられますが、モダンな空間においても
カッコいいと思います。
展示会で売れなければ自宅用かな、、、という思惑もあり
このテーブルで食事が出来たら素敵だろうなーと思いつつ製作しております。


7月,8月,9月

7月


滋賀県での古民家改修物件。
極力無垢材を使いたいという設計士さんの意向で扉をホワイトアッシュの無垢材で
本体を福井県産の杉の集成材で製作しました。 
 

キッチンの本体も杉の集成材で。
引き出しも杉で作っています。これはかなりいい感じ。
 

食器棚も杉材。
改修物件で現場の壁に合わせて、本体を製作しているため
とても複雑な形状になっています。


昨年末から年明けにかけてお仕事をしていた茨木市の物件に追加工事で伺って来ました。
メープルの突き板とコーリアンのキッチン。
 

同じくメープル突き板とコーリンで。天板はコーリアンの厚み10mmだけが見えるようになってます。
 

玄関収納。床から天井までいっぱいに。

8月


滋賀県の物件が竣工。
扉がホワイトアッシュ、本体が杉材のキッチンです。


こちらは東京の物件。インテリア末永さんの設計で。
現場取り付け完了語、自ら携帯電話を洗濯してしまうというアクシデント。
製作中の写真が残ってません、、無念。
 

同じく東京の物件のテレビボード。
ブラックチェリーの無垢材と突き板で。
 

スペースクリップさんからのご依頼でダイニングテーブルを製作。
脚は黒皮鉄で製作してもらいました。


昨年の夏に引き続き、工場がチェコレート工場に。
去年はウォールナットと使ってブラックチョコでしたが
今年はメープルをつかってホワイトチョコに。
 

9月の納品に向けて急ピッチで製作を進めました。
設計は京都の浅見俊幸建築設計室さん。

 
9月

上の娘が製作中の工場に見学に。
「お父さん上手に作ったねー」と言ってもらいました。 

 
ホワイトチョコ什器を横浜ルミネに納品。
チョコレート屋さんかと勘違いされそうですが、アクセサリー屋さんです。

 

ショーケース部分には黒皮の鉄板を。
深夜まで作業をしました。 


福井のお客様からのご依頼で、オーダーキッチンを製作。
タモ材の製材の跡を残した仕上げをやってみました。
 

こんな感じのラフな仕上がり。
 

鉄の加工をやっている仕事仲間との共同ということで
ステンレスを豊富に使用しています。
 

今現在10月納品のレストランのパースを描いて納まりを確認しています。 


京都にできるコミュニティースペース(ギャラリーかな)で使用されるテーブルも
製作に段取りを進めています。

 


4月,5月,6月

ご無沙汰しております。
家具職人日記というタイトルにも関わらず、季刊誌のような更新頻度になってしまっています。
おかげさまで忙しくお仕事をさせて頂いております。

4月〜6月のお仕事をフォトストリームのスナップショットで振り返ります。
それ以前の昨年夏から3月までの仕事はいつの間にかこれまでの仕事にまとめて
更新致しました、、。

では4月から

荒谷省午建築研究所さん設計の住宅の家具です。
こちらは階段収納。天井の傾斜に合わせ、収納本体の天板も傾斜しています。
 

キッチン。工場で仮組の様子。
 

製作する家具の数も多く、使用する金物の量もこれまでとは桁違い。
しかも海外メーカーのものを多く使用しました。
 
5月

引き続き、荒谷省午建築研究所さん設計の物件。こちらの物件は4,5,6月と2ヶ月半程かかりました。
写真は3Dを見ながら家具組み立ての様子。
3Dでデータを頂いてそのまま製作。変更をお願いしたい箇所も3Dでデータを送って確認。
そんなやり取りが当たり前になりました。 


今回の現場は姫路。初のチャーター便を使用しました。
4トン車がいっぱいになりました。


現場での取り付け。キッチン背面の収納です。
 
 
子供部屋の収納。ラワン合板の扉がついてクローゼットに。
 

トイレの収納なども。
 

階段収納。ラワンの木目を横に通してます。
  
6月


昨年に引き続き名古屋で開催された、木工家ウィークで企画展を開催しました。
杉で作ったミニカー。


姫路の物件が竣工。


ダイニングテーブルも製作しました。 


福井のお客様からご依頼を頂き、住宅の吹き抜け部分に手すりを製作しました。


7月納めの滋賀県の物件へ。
京都、ATELIER-ASHさんの設計で古民家の改修。

7月、8月、9月へと続きます。


ダイニングテーブルの塗装

ブログの更新を怠っていた為、昨年末はどんなものを作っていたのか
こちらでは全く紹介出来ておりませんが、さかのぼって記事を書き始めると
11月の頭頃まで戻る事になってしまいとても追いつけそうにないので
とりあえずはリアルタイムな記事から・・・

今日は朝から塗装場でダイニングテーブルのオイル塗装。

工場に行って温度計をみると「ゲッ」
まさかの0度でした。

とりあえずはストーブをつける事からはじめ、塗装の段取りをしていると
なんとか6度までは上昇。

午前中に無事1回目の塗装を終え、お昼からは福井駅前にあるAOSSAで
西粟倉・森の学校 代表の牧大介氏の講演を拝聴しに行ってきました。

2時間たっぷりの内容で、簡単には説明出来ませんが
面白い事をやると、面白い人が集まってきて、お金が集まって、もっと面白い事になっていく・・
もちろん、そんな簡単な事じゃないんですが。

マエダ木工としても、そろそろ一人でやっていくのは限界かなーと感じていたところ。
森の学校をの方式を真似て、スタッフ募集ではなく、挑戦者募集!といこうかな(笑)


松本へ

先日、松本で開催された信州木工会主催の「接着剤と塗料の講習会」に参加させて頂きました。

松本までくらいたいした事無いです、と言いたいところですが
片道5時間、、遠いです。しかも弾丸日帰り。

しかしその甲斐あって、今まで独学で曖昧だった知識がしっかりとした
根拠の持てるものになりました。

接着剤と一言で言っても、その種類は豊富で一概にどれがいいとも言えず
やはり、その場その場に応じて使い分ける必要があります。
その為にはしっかりとした知識が不可欠。

だいたい木工をされている方が使用しているのはオーシカのピーアイボンド、オーシカダイン
フランクリン社のタイトボンド、アルテコのエポキシ
そして、最も一般的な酢酸ビニルエマルジョン(←普通の木工ボンド)がメジャーなところでしょうか。

僕は最近タイトボンドを多用していますが、板剥ぎにはピーアイボンドのほうが
良いようにも感じています。

木工のマニアックな話でした。


本棚の製作


現在ラワン合板を使った本棚を製作中です。
本屋さんで使用されるので量も大量。

ラワンというと安い材料と捉えられるかもしれませんが
木口と接合部分の加工にひと工夫加える事で面白い表情になっています。

最近、自分で仕事を難しくする傾向がある気がしてきました、、。
でもそうする事で、ちょっと他では真似出来ないものが出来るんだ!

・・・と信じております。


突き板サンプル

秋ですね〜。

福井はもう朝晩は寒くて、布団はガッチリ冬仕様です。
昨日の晩のデスクワーク中に寒くて指の感覚がおかしくなってきたので
今年初のファンヒーターをつけてしまいました。

さて、これから年末年始にかけて仕事が忙しくなりそうです。

写真は白系の突き板サンプル5種。
同じ樹種でも、木目の違いで表情はかなり異なります。
ロータリーとは丸太を大根のカツラムキのように削って作った突き板の事。
1200mm×2400mmサイズでも継ぎ目の無い板が作れます。

さて、さてどの突き板が選ばれるでしょうか。


学校机


先日とある方から小学校で使われていた机と椅子を頂く事が出来ました。
見た瞬間欲しい!と思ったこのセット。
早速自宅に持ち帰ると、今住んでいる味のある家には既にピッタリ。


とはいえ、およそ50年程前に製作されて、20〜30年は使われていなかったという
この机と椅子。汚れが激しいのでとりあえずは、たわしでせっせと磨いてみる。
写真右がキレイになったところ。意外と簡単に汚れが落ちました。

ところが、汚れを落としてる最中に問題が発覚。
各接合部のホゾが緩んでしまっていてグラグラ、、、。

そこで、インターンに来てくれているH君の勉強も兼ねて
一旦全てバラしちゃいました。
実は僕自身も「へぇー、こうなってんだ」なんて楽しみながらバラしています。

全てのパーツを採寸し、3Dを立ち上げてもらったので
後日公開いたします!


英才教育!?


僕には2人の娘が居ます。

たまに上の子を工房に連れて行くと
「私にもやらせて、私にもやらせて」の連発。

どうせなので、ちゃんとやり方を教えると
「お父さんは向こう行っといていいよ」なんて言われてしまう。

親バカで見ていて楽しいんですが、ほぼ仕事になりません。


八角+テーパー

前回のブログでご紹介したチョコレート感満載の什器は、先日無事納品を完了致しました。

オープンから1週間近くたってしまいましたが、場所は京都の藤井大丸の一階にある
アクセサリーショップ”KAORU”です。
設計は浅見俊幸建築設計室さん。
手前味噌ではありますが、他のお店の什器と比べてもピカイチの素晴らしい出来になったと
思っています。
お近くにお立寄りの際は是非ご覧頂けたらと思います。

今回は、その什器の製作の中でやや難易度の高かった八角形の脚の製作についてです。


まずはパソコンで出力した八角形の型を部材に貼付けます。
大きい八角形から小さい八角形になるように加工しなければなりません。
(実はこの時点でもどうやって加工しようか迷ってました、、)
 
 
 

で、思いついたのがこの方法。
同業者じゃないと分からないかもしれませんが、部材の中心にクギをさして
回転させながらノコでカットしていきます。
 
 
 

8回ノコを通せばこの通り。
八角形でテーパーのついた部材の完成です。
 
 

組み立てた後はこのような感じに。

このやり方でいけば旋盤がなくても丸脚はつくれそう。
というか作れます。数が少なければ、、。


チョコレート感

現在、京都のアクセサリーショップの什器を製作しています。
久々の店舗のお仕事。独立して初めてになります。

実は独立前は店舗の什器製作の仕事にも長年就いていました。
納期が無く、慌ただしく過ぎるこの雰囲気が何だか懐かしかったりしますが
そんな思いに浸っている余裕は全くなく製作を続けています。

店舗什器の面白いところは非日常を作れる事。
デコラティブでありアクロバティックな納まりであったり。

設計の方との打ち合わせの際出てきたキーワードがチョコレート感。
図面を見ても、自分で描いたCGをみても確かに板チョコっぽいと思っていましたが
仕上がり具合も実に板チョコっぽい。

オープンのは22日です!


椅子の研究2


現在マエダ木工のオリジナルチェアの試作を行っています。
現状は試作2号機に手を加えた2号機改が出来上がっていて
実際に今その椅子に座りながらこのブログ書いています。

この試作に入る前には実はいろいろと研究を重ねています。
椅子に関する本を読みあさったり、過去の椅子の研究をしたり・・・

写真は名作と呼ばれる椅子の図面を、椅子のプロトタイプと呼ばれる
図に当てはめて座面の傾斜や、背もたれの位置を確認しているところ。
この図を見ると名作と呼ばれる椅子の形状と、プトロタイプが示す適切な
傾斜と背もたれの位置が驚く程一致している事が分かります。

ちなみに写真にあるの椅子の図面は、ウェグナーのザ・チェアとYチェア
そしてモーエンセンのJ-39です。
いずれも製造メーカーのホームページから3Dデータがダウンロード出来ます。

このような研究の成果もあって、座り心地に関しては
最初の試作の段階なかなか良い水準のものが出来たと思っています。

ただ椅子のデザインは他の家具と比べて難易度が高いです。
いつものごとく図面から3Dを立ち上げデザインしているのですが
どうも実際に作ってみるとイメージが違う・・・。
これは椅子特有の事だと僕は思っています。
他の家具は出来上がった時に感動が少ない位、3Dで仕上がりを確認出来ています。
もちろん仕上がりをイメージ出来る予備知識は必要ですが。

360度全方向からの視線を浴びる椅子は、細部の1mm、2mmといったレベルで
調整が必要です。

リデザインを重ね、1作目の完成までもう少しです。


お蕎麦屋さんの


 
現在お蕎麦屋さんのテーブルを製作しています。

その脚に使う部材は7樹種。
テーブルは大小あわせて計10台。このような部材を100本程加工しています。

着色も何もしないでこの色のバリエーション。
やっぱり木材って面白いです。

当初、大幅な予算オーバーだったこの案件。
お客様のご希望を叶えるべく、何度も検討を重ね
なんとか予算内に納める事が出来ました。
実はいろんな樹種が混じっているのも、在庫である木材を使用した為、、。

材料や塗装方法、作り方などを検討し予算を落としていく。
もちろんある一定の高い水準を保ちながら。
最近そんな事が得意になってきた気がします、、。


ナラのテレビボード


東京にお住まいのお客様からご注文を頂きナラのテレビボードを製作しました。
CGを使って、高さや引出しの位置等を何度も検討しデザインを決めていきました。

木部はすべて北海道産のナラ材。
脚部はオリジナルのスチール脚。シャープな仕上がりでカッコいいです。

今回のお客様は以前に製作したテレビボードのスチール脚の画像を検索で見つけて下さり
お問い合わせを頂きました。
自分がデザインしたモノに一目惚れして頂けるなんて、うれしい限りです。
直接納品し、お客様にお会いしたかったのですが、なかなか時間がとれず
今回は郵送で納品させて頂きました。

商品到着後さっそくメールを頂き、大変気に入って頂けたとの事。
とてもうれしく、ホッとしています。

T様ありがとうございました。


ねじり組み


ウォールナットをねじり組み接ぎという特殊な組み手で組んだスツール。
この作品をプロダクトデザイナーの安次富 隆さんがとても気に入って下さって
購入して頂けることになりました。


しかしながらこの作品はドイツでの研修中に製作したという経緯もあって
非売品とさせて頂いているのです。

そこであらたに朴の木を使って製作したモノを販売させて頂きました。

今後他の樹種でも製作して定番化していければと思っています。
まずは面白い木材を探さねば。


H邸のベンチ


昨年末に製作した荒谷省午さんデザインのH邸のスツールに引き続き
H邸のベンチを製作しています。

脚の形状はスツールと同じなので、形成には前回製作しておいたジグを使用。
あっさり形は出来たものの、そこからがなかなか大変。


今回はダボを使用して脚を組み立てました。

座面はスギの柾目を使用。
サンダーがけをした後の塗装前の写真なので白っぽいですが
塗れば良い感じに。


福井県産の杉で

突然ですが、6月に名古屋で行われる「木工家ウィーク」期間内の
企画展として下記のようなグループ展に出展する事になっています。

『未来へつなげる木の家具展』
「ものづくりを通して森づくりを」若手木工家5組が地域のスギやヒノキを使い
 次世代に残したい家具や小物の提案をします。
 
 会期 2012.6.1(金)から6.3(日)
    10:00~17:00
 会場 主税町長屋門

 
 
福井を製作の拠点に活動するマエダ木工では、福井県産の杉を使った作品を
出展する予定です。

という事で、材料屋のおじさんにお願いして
杉を探しに行ってきました。
写真に写ってるのは杉じゃないですが、この積雪、、、。40〜50cm位 !?


で、この材料を買ってきました。
135×260×3200。
既に製作するモノのイメージはあったのでそれに合う材料を調達してきました。
重要なのは芯がまともに入っているという事。
写真では分かりづらいですが、この材料は製材された杉材のど真ん中の部分なんです。
割れも多く、狂いも出やすいので正直いい材料ではありません。
値段的にも一番安い部分なのです。ですが、今回はこれじゃないとダメなんです。


製作途中です。
ど真ん中に芯があるというのはこういう事です。
既に試作(2作品)は完成済み、なので後日公開致します。


I.S邸の造作家具 製作1



現在製作中のI.S邸のキッチンとカップボードなど。
頂いた図面をもとに3Dを立ち上げ細部の納まりを確認していく。
全体の木目の流れから引出しの大きさまで。
一度バーチャルな世界で製作をした後、いよいよ本番。

今日でやっとパネルが出来上がってきたところ。
月末の納品に向けて急ピッチで加工を進めていかなくては。
月末って言ってもほぼ来週末か?いやいやまさか、、。


本棚と飾り棚 製作2


年をまたいでの製作になっている、アメリカンチェリーの本棚と飾り棚。

もうぼちぼち完成です。
今回は飾り棚を框組でデザインした為、ほぞ加工が多いです。
写真は「角のみ」という機械でほぞ穴を空けているところ。


原寸図にあわせての加工。
ほとんどんが機械による加工ですが、たまに手で加工したりもします。


一通り加工が終わったところ。
組み立ててしまうと見えないところも多いですが
こうして見ると「実に美しい」と自己満足、、。


2012年 迎春

新年あけましておめでとうございます。
本年もマエダ木工をよろしくお願い致します。

今年の正月は1日〜4日まで休んで、本日5日より作業を開始しました。
昨年は独立1年目という事もあって、初めての事が多すぎてバタバタしちゃいました。

今年は気が早いかもしれませんが、来年につながっていく活動が始めれるよう
新しい事にチャレンジしていきたいと思います。

ん?結局初めての事の連続か、、、。


本棚と飾り棚 製作1


アメリカンチェリーを使って本棚と飾り棚の製作に取りかかっています。
岸和田の服部商店さんから送ってもらった材をにらみながら、木取り作業をしていきます。

「木取り」とは文字通り、材料から必要な大きさの木を取っていく作業を言います。
チョークで線を引きながら、適材適所に決めていきます。製品の仕上がりを決めるとても重要な
作業です。
実は、個人用(娘用)にも同じ本棚を作ろうかと目論んでおりましたが
残された日数を勘定し諦めました、、。
 
 

木取って、荒削りをしたら、しばらくこの状態で置いておきます。
シーズニングといって、後々の材の反りを少しでも軽減する為の処置です。
 
 

そんな時、金沢美大の学生さんから卒業製作の作品の製作依頼を受けました。
中にカッティングシートで絵が描かれたアクリル板が何枚か入ります。
レイヤーを変えるように、絵を変えれるという仕組み。
2月頃に21美で展示されるそうですよ。

両サイドは染色をしてから仕上げたんですが、なかなかいい感じになりました。
簡単そうに出来てますが、前から見た時に四方がトメになるように組んでいるので
わりと加工は複雑です。
組み立てる前の写真を撮っておくんだったな、、。
 
 

ところで、福井では1週間程前から雪が降っています。
おっ、粉砂糖がかかったケーキ(クリスマスシュトレン)みたいで山が美味しそう
と思ったのもつかの間、寒くて、寒くて。既に全身ヒートテックです。
福井での家具作りは寒さとの戦いです。


H邸のスツール 製作

夏に竣工した荒谷省午建築研究室設計のH邸にはまだ重要な仕事が残されていました。
スツールやベンチ、下駄箱等の置き家具です。
H邸では建築だけではなく置き家具も荒谷さんによってデザインされています。

ずいぶんとお待たせしてしまいましたが、ひとまずスツールのみ完成たので
その製作過程を。


今回の製作ではちょいと訳あって、とりあえず2台を試作として製作しました。
その製作で見えてきた問題点を修正し本製作に取りかかります。
本製作では座面の樹種違いを含め8台製作しました。

スツールの脚にはバーチの積層合板を用いています。写真で見て分かるように3本脚です。
組み立て用のジグを作りダボと接着剤を使って組み立てます。


脚が組み上がったところ。増殖していく結晶のようにも見えなくもないです。


このスツールはスタッキングが可能です。まだ脚だけですが、とりあえず積んでみる。
 
 

座面を準備します。座面は杉をベーシックとしてその他に、ナラやウォールナット、アメリカンチェリー
などを用意。なんだか美味しそうです。
 
 

塗装はオイル塗装を施します。その下準備としてサンドペーパーで磨き、水で濡らし(水引き)ます。
やっぱり美味しそうです。

後は座面と脚を組み立てれば完成です。


椅子の研究


椅子を作ってほしいという依頼があり、椅子の研究を進めています。
長時間座っていても疲れない椅子を、という事でハードルが高いです。

とりあえずは、名作椅子の3Dデータをダウンロードし分析。
多分あと10脚位はデータがダウンロード出来るはず。
インターンに来てもらっているT君にこれから3面図を作成してもらいます。
このデータは今後の製作にも非常に役に立つものになるに違いありません。

それから、1/5scale模型でも作ってもらおうかな。
いや、せっかくうちの木工所に来てるんだから原寸の方が面白いかも。

で、問題はこれだけの名作椅子を見てしまった後で
オリジナル椅子をデザインしないといけないって事なんですよね、、。


おにぎり型の

これから製作予定のおにぎり型のダイニングテーブル。
依頼して下さったのは阿曽芙実建築設計事務所の阿曽さん。
天板の形は阿曽さんに型紙を提供してもらい、脚の形状はイメージを聞きこちらから提案させてもらいました。

いつもは、CGや図面でイメージを伝え確認して頂くのですが、
今回の脚の形状はCGで描いていてもワケが分からない。

これは模型を作るしかないと、1/5の模型を作ってみました。

脚の形は出来上がったら公開します!


木の仕事展’11に出展します

ドイツから帰国して1年が過ぎました。
時の流れが早いです。もうすぐ10月。おっともうすぐ年末ですね。

そして今、ちょうど1年前にドイツで最初に製作した踏み台を作っています。
ドイツでは全て手加工でしたが、さすがに今回はほとんど機械加工です。
それでも傾斜の部分は鉋で削って仕上げました。

こちらの踏み台は来週末に開催される「木の仕事展’11」に出展します。

木の時計展も同時に開催されそちらにも出展します。
木の時計約50点が展示され、ほとんどの作品が販売可です。

何を隠そう私が「木の時計展」の担当者なのですが
まだ時計は出来ていません、、。

皆様、お時間ございましたら来週末は是非大阪のクラフトパークまでお越し下さい!

■開催期間:2011年9月23日(金/祝)~25日(日) 9:30~17:00まで
  ※最終日25日には、つくり手本人によるギャラリートークを開催します。

■開催場所
  ものづくり総合施設 「大阪市立クラフトパーク」展示室
  〒542-0083
  大阪市平野区長吉六反1-8-44 大阪市立クラフトパーク 1F展示室


シナ×ナラ


 
造り付けの食器棚を製作中です。
シナの合板にナラの面材を貼って鉋で面(つら)まで削っていく作業。
こんな時に使う鉋は刃の両端が丸くなってないとダメ。
替刃式の鉋なんかを使うと一発でシナを削ってしまいます。

現場は再び京都の町家。
W1800×H1800×D530の食器棚が組み立ててしまうと搬入が出来ない、、。
今日仮組して、もう一度ばらして塗装して、パネルとして搬入します。

福井の現場なら入ったかも


カッター


工場の奥に長い間眠っていたカッター。
これはもったいないと、インターンに来ているT君に錆を落としてもらう。

ほとんど使っていなかったせいもあり切れあじは悪くない。
建具の溝を付いたりする時はとても役立ちます。

壁に飾るように収納しておくと
その機能美にウットリ。


ライティングビューロー納品


ずいぶんとお待たせをしてしまったライティングビューローがついに完成しました。

数日前に納品に伺い、大変喜んで頂いてホッとしています。
納品の際に、追加注文まで頂きました!
 
 

テーブルトップとなる扉を倒すと、支えが自動で出てくる仕組みになっています。
  
  

アメリカンチェリーはやっぱり良いです。ライティングビューローのオーダーを頂いた際に
真っ先にアメリカンチェリーを使うイメージが頭に浮かんだのです。
 
 

あまり見えませんが(見えなくしているのですが)脚はこんなデザインになっています。


本体の側板と天板はアリ組で組んでいます。このバランスを決めるのに相当悩んだのです。


扉のつまみもアメリカンチェリーで作っています。

サイズ:幅750mm×奥行420mm×高さ1040mm
材料: アメリカンチェリー
仕上げ:オイルフィニッシュ
参考価格:お問い合わせ下さい


オーダーメイドで祭壇を


ホームページをご覧頂いた方から、ちょっと珍しい注文を頂きました。
特注の祭壇です。

ご希望のサイズを伺っていたので、それに合わせてこちらでデザインしたのですが
なかなか悩みました。今まで考えた事の無い種類の家具でしたので・・・
いろいろと調べて、この形に落ち着きました。

材料はベイヒを使用。削ると独特の香りがして、木肌もキレイで気に入りました。
ところで建具材に使われるような針葉樹って結構なお値段がするのですね。
正直つい最近まで知りませんでした。木曽ヒノキの値段なんか聞いたら驚きます。

いつものようにこの様なCGと図面を作成し、ご確認頂いて製作しました。
塗装はワンダー水性1液型の白木色を使用しています。


新作!


先日行われた福井県創作家具建具展に出展した家具(まだ名称が決まらず・・・)です。
材料は福井県産の杉の間伐材を使用しています。

デザインは以前ドイツで1/5の模型展を行った際に考えていたモノです。ちなみに模型は
チェリー材を利用しています。今回製作してみて今度はホワイトアッシュで作っても面白いかな
と思っています。材料費が跳ね上がりますが….


材がクロスする箇所は面腰十字で組んでいます。
意匠的な配慮もありますが、何よりもこの方が強度が増します。


パーツを組み替える事でいろいろな使い方が出来ます。
斜めになった正方形の中にある棚板(水平部分)も取りずせます。

この展示会では審査も行われたのですが、残念ながら4位。
出展するからには1位を狙ってたのですが。上位の作品をみると技能コンクールのような
意味合いが強いようです。審査基準からすると健闘した方かも。
4位なのですが、今月の17日〜19日まで行われる高山市での全国大会に出展出来る事になりました。
審査する人が変われば違う結果が出るかもしれません。


できました。

明日の展示にむけた製作がなんとか終了。
今日は徹夜か?と思ってましたが、無事日付が変わる前に帰って来れました。

写真は今日の朝の状態。
そして今日はほぼ一日サンディング・・・。塗装は下地作りが大事です。
塗料は今回初めて、キャピタルペイントのワンダー水性1液型(白木色)を使用しました。
乾燥の早さにホント助けられました!

ちなみに製作したのはドイツで模型を作っていた「Honeycomb Schrank」と名付けた
蜂の巣のような形をした収納。

出展はマエダ木工名義ではなく「松浦建具製作所 製作 前田智之」となっているはずです。

土曜の午後は会場(アオッサ1F)に居るつもりをしています。

みなさん是非お越し下さい。


展示会にむけて


展示会にむけた家具の製作を進めています。

今回は加工の一部を建具屋さんにお願いしました。
0.01mmまでの精度が出せるというこの機械。世の中にはこんな機械があるんだって事を
知った上で木工をやって必要がある。
それにしても他の工場を見せて頂くというのは刺激的で楽しい。
 

加工後はこんな感じ。


切り欠きは結局手加工でやりました。


2つを合わせるとこんな感じです。

27日の午前中に搬入なので、あと2日。
塗装があるから明日にはほぼ完成させないと、間に合わないぞ!


ビューローの原寸図


ゴールデンウィーク明けからの仕事の予定が、震災の影響で来月に。
それじゃビューローの製作に取りかかろうと、木取りを始めたものの
どーも気になって、不安な部分が。

という事で、結局原寸を書きました。
写真にあるのが、扉をあけると自動で支えが出てくる仕組みの金物。
注文した金物やさんも初めて見たとのこと。

と、製作を始め、木取りが終わったところで一時中断。

来週末の展示の為の家具を作ります。


技術とデザインと


今月の27〜30日に第34回福井県創作家具建具展示会が開かれます。展示場所はAOSSAの1F。
以前から参加の要請を受けていて、快諾していたのですが、気がつけば今月末。というか来週末!

という事で、現在急ピッチで段取りをしています。
デザインは以前に模型を作っていたシェルフでいくとして問題はその納まり。

単純過ぎず、目立ち過ぎないように。強度も兼ね備えつつ合理的で美しく。デザインの中に技術を。
いろいろ試行錯誤を繰り返して、写真の「十字面腰合欠き接ぎ」でいく事にしました。

材料は出来るだけ県産材を使用してほしいという事で杉の間伐材を採用。

審査および表彰も行われるらしいので、出展するからには・・・
いい結果だったら報告します。

福井近郊にお住まいの方は今週末はフラットキッチン
来週末はAOSSAへどうぞ。


ライティングビューローのCG


一ヶ月程前に問い合わせを頂いて、これから製作予定のライティングビューロー。
恥ずかしながら、このような家具をビューローと言う事は知りませんでした。
しかも、ビューローはドイツ語。ちなみにスペルはBüroでüの発音は「ウ」の口の形で「イ」と発音するらしいが
僕にはなかなか無理でした。事務所という意味です。

で、今回のCGは最終決定したもの。一度別のプランで提案をさせて頂き
詳しく要望を伺ってこのデザインにまとまりました。

このビューローのデザイン。なかなか大変です。
まず第一に、天板となる扉を前に倒すと、支えとなる腕が自動で前に出てくる仕組みを採用するため
金物の納まり部分が若干複雑になっています。まぁこれは考えれば分かる事なんですが・・・

一番頭を悩ませたのが、単純に機能だけを満たしてデザインすると、どうしても野暮ったくなってしまう事。
これは言葉では表現しづらいのですが、もうちょっと細くしたい!低くしたい!と思ってもワークデスクとしての
機能を保つ為にはこれ以上無理!という戦い。
いろんなプランを検討した結果やっとこのバランスを見つけ出しました。

ところで、マエダ木工では打ち合わせの際、このようなCGを使って提案させて頂きます。
オーダー家具というのは出来上がるまで形が見えないという不安があるかもしれませんが
このようなCGを見て頂ければ大体のイメージはつかんで頂けると思います。
もちろん、図面も描きますし、下の写真のような材料サンプルもお見せします。
 

お客様も出来上がりが楽しみだ、と仰っていて、僕も製作するのが楽しみなのですが
GW明けはちょっと別件の仕事が入ってまして・・・。
完成はもう少し先になりそうです。


鈴木彫刻所の鈴木さんが…


 
今日、鈴木彫刻所の鈴木美央さんがうちの工房にお越し下さいました。

鈴木さんには国産の木材(ケヤキやヒノキ、ホウなど)を使って作ったアクセサリーや器等を見せて頂き
僕はドイツで作った作品などをお見せしました。
また、国産ではない木材に興味あるという事でしたので、ウォールナットやチェリーなどの材料も見て頂きました。
 
曲線を排したものと、曲線だけの物。
同じ木材を使っていてもその表情は全く異なります。
その2つが上手く交われば何かとても面白い事が出来そうな気がします。
今後なんらかの形でコラボさせて頂ければ、と思っています。
 
そして
ちょうど、捨てるにはもったいない、というような端材を残してあったので
お持ち帰り頂きました。こちらとしても、どんどん貯まっていくので助かります。
すてきな作品になって帰ってき来てくれる??(笑)事を楽しみにしています。
 


安次富 隆さん、再び


1月に続き再びマエダ木工の工房にプロダクトデザイナーの安次富 隆さんにお越し頂きました。
今回は近日公開を予定していたホームページ(このサイト)を中心にご覧頂いて
アドバイスを頂きました。
 
この日の為に自宅のMacを工房に設置したのですが、まずこのスタイルがカッコイイ!と
気にってもらいました。
自分で言うのも何ですがセンスがイイと大変褒めて頂きました。
「ミラノサローネに出展したらどうか」なんて本気でアドバイスを頂いて・・・
がんばっていきます!

ところで
去年訪れたミラノサローネでは衝撃的と言っていいほどの感動を受けました。
デザインてのはまだまだある!デザインてこんなに楽しんだ!と思ったのです。
もう一度行きたいです。ミラノ


後半には現在デザインを検討している、ワークデスク(ライティングビューロー)のCGを
見て頂いたり、安次富さんが描いたCGも見せて頂きました。

一線で活躍されている方に認めてもらえるのは何よりも今後の自信につながります。
製作欲がドンドン湧いてきました。いくつかあるアイデアをはやく製作に移せるようにしたいです。

今回の様子は安次富さんのHPでも紹介されています。
 


テレビボード完成


3月の上旬から製作をしていたTVボードがようやく完成し、写真取りをすませ
先日愛知県まで納品してきました。
依頼をしてくれたのは学生時代の友人。
要望を聞いてこちらでデザインし、何度も修正を加えてこの形に落ち着きました。
要望の内容や、そのやり取りの様子もまた後日ブログで紹介します。

全体的にはウォールナットの板目の突き板を使い、格子戸部分には無垢材を
用いています。塗装は前回のブログで書いた仕様で。


脚部の金物はこのTVボードの為に製作したオリジナルのものです。


格子戸は前開き式。その他は全て引き出しになっています。


このTVボードはAV機器を設置した際の配線が全て隠せるように
デザインされています。

天板部分に設けた配線用の開口を隠すフタもウォールナットを
使って製作しています。

現在同時に納品する予定だったローテーブルを製作中です。


プロダクトデザイナーの安次富隆さんが


昨日(26日)マエダ木工の工房に
プロダクトデザイナーの安次富隆(あしとみ たかし)さんに
お越し頂きました。

昨年の10月に鯖江市での「むすぶデザイン展」のギャラリートークに
参加した事がきっかけで今回このような場を設けて頂く事が出来ました。

ドイツで作成した1/5スケールの模型や、帰国後に作成した
原寸の試作品を見て頂き、ご意見を頂きました。

とても気さくな方で、イイ物はイイ、面白くない物は面白くないと
ハッキリ仰って頂いてとても参考になりました。

一番気に入って頂き「これ欲しい!」と本気で言ってもらえたのが
帰国直前に製作したウォールナットをねじり継で組んだ小さな
スツールでした。

台形を組み合わせたスツール(Dancing Hocker)は台形の形が
めちゃくちゃキレイと褒めて頂きましたが、それだけでいいから
余計な事はしない方が良いと。

自分では面白いと思っていたものが全く面白くないと
言われてしまったりもしたのですが
縦横のバランスや厚み等を決めるセンスがもの凄くいいから
それだけで勝負した方が良いと仰って頂いたのです。フフフッ

僕自身デザインを学問として本格的に学んだ事は無いのですが
作り手の感覚として材料を見ながら作ったシンプルな作品を評価
して頂いたのは今後の自信になりました。

3月にまたお越し頂く予定なので
その時までに新しい試作品を何点か用意したいと思います。


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