ウォールナットのポスト
現在発売中の住宅特集 2012年8月号に「椹木町通りの町家」が掲載されています。
竣工したのは1年前の8月。オープンハウス暑かったなー、、。
独立後初の大仕事で、初めての経験が満載。
色々と調べまくって必死で製作していました。
そのお陰で多くの事を学び経験する事が出来ました。
数年後に振り返っても、あの仕事は大きかったなー、と思える
重要な仕事だったと思います。
実際にこちらのオープンハウスにお越し頂いて、マエダ木工の仕事を
ご覧頂いて、その後お仕事を依頼して下さった方もいらっしゃいますし。
お施主さん、設計の荒谷さん、アムザ工務店様、その他お力添えを頂いた方々、ありがとうございました!
で、
GWの頃にこの椹木町通りの町家に木製のポストを納品したのをHPで報告しないままでしたの
この機会にご紹介します。
こちらの住宅ではキッチンにウォールナットを使用しています。
ですので、ポストにも同じウォールナットを採用。
屋根がある場所への設置で雨があたる心配もないので、単純に上から入れて
下の扉を開けて取り出すという仕組みに。
シンプルな形状ですが、トメに組んで納めている箇所や
側板が薄く見えるような加工を施したりと、こだわっています。
設置するまで、目立ち過ぎやしないだろうかと色々心配しましたが
住宅の雰囲気ともピッタリで安心しました。
暑くなってきたんで・・
お蕎麦屋さんの
その脚に使う部材は7樹種。
テーブルは大小あわせて計10台。このような部材を100本程加工しています。
着色も何もしないでこの色のバリエーション。
やっぱり木材って面白いです。
当初、大幅な予算オーバーだったこの案件。
お客様のご希望を叶えるべく、何度も検討を重ね
なんとか予算内に納める事が出来ました。
実はいろんな樹種が混じっているのも、在庫である木材を使用した為、、。
材料や塗装方法、作り方などを検討し予算を落としていく。
もちろんある一定の高い水準を保ちながら。
最近そんな事が得意になってきた気がします、、。
木塊スツール
先月、名古屋で開催された「未来へつなげる木の家具展」と金津創作の森でのクラフト展で
発表した木塊スツール(Kikkai stool)。
福井の地で育ったおよそ樹齢100年の杉を使い、その魅力をダイレクトに伝え、且つ
今後100年生き続けれる事を念頭に製作しています。
乾燥が進むにつれて進行していくひび割れは
100年かけて内部に蓄えられたエネルギーが放出されていっているかの様です。
このスツール並びに同時に製作した木塊テーブルにおいては
製材所さんの協力無しにはなし得ませんでした。
こんな若者の「あと1mm」なんていう要求に快く応えて下さった
佐々木林業の佐々木さんには本当に感謝です。
丸一日かかった製材の様子や、その後の仕上げの加工の様子等を
メイキング映像としてまとめてみました。
お時間のある方は是非。
サイズ :W420×D270×H420
材料 :杉
仕上げ :オイルフィニッシュ
価格 :¥29,500(在庫数=7)
デザイン/製作 マエダ木工
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